口から出た言葉はそれでした。
母校に一年に一度帰る日があります。
1日がかりですが、ほとんど参加しています。
40を越えると、現役のみなさんの倍になるわけです。
自分が現役だった頃倍の年齢だった方々は今の現役のみなさんの3倍です。
相変わらず皆様お越しくださいます。白髪になっても、先輩後輩。とても仲良くて尊敬しあっていて、その関係が美しくて目にするだけで幸せです。憧れます。
1セットしか出ませんでしたが、汗だくです。
一年に一度しかしないので、3倍の先輩方からほめられても今までいや全然ですと言っていましたし言いたいですが、口をついたのは「まだ40ですから」でした。
現役のころから、自分の両親や地元の同年代の方々と比べてこの人たちおかしいと内心いや全身で驚嘆してきました。
自分もそうありたいと願いながら過ごしてきました。
先輩方を眩しくみあげつつも、少しだけ目の高さが近づいたのかもしれません。そんなことばでした。
今日プレーして、自分が変化していたことに気づきました。動じないですし、昔より余裕をもって取れました。作ることもできたかもしれません。
この一年、いろいろあって、生き延びて、前よりも据わったようです。そして、振る舞いひとつで空気は変わるということが現実であることを体験しました。
現役の方たちはやはり点数や雰囲気に影響されやすいです。あの頃はそれがいやでそんなことないと思いたがっていました。でもそうだったと思います。20年それがいやで過ごしてきました。歳をとるということは、そういうことなんだなあとひとつ不可逆の事実に気づいた日になりました。
思い続ければ変わるにしても、とても長いですし気づきにくいです。