項目名の基準

一意性と一貫性でしょうか

表があって、中身があって、項目名が微妙だととても残念な気分になります。
伝えたいことが項目名に出てこないと構造をよむ人には伝わらないからです。
職場でもこれを指導してくれるところとしないところがあるので期待値というのは恐ろしいなあと思います。
で、名前をどう作るかですが、中身をじーっと見ているとそれが言いたいことのディメンジョンが見えます。
当初の分析で書こうとしていた断面と実際に表れてきた表現が一致することはあまりなく、出てきた表現を見て自分がどうそれを見ているかが分かるので項目名を更新します。
当然当初の項目名で書けている部分もあるので列が増えることもあります。
分析は関係者からのご意見整理が多いですが大抵はまず感情と立場と内容に分離してご意見をこちらの解釈で書きなおすのが最初で、それぞれの背景と対応是非の根底を見ていきます。こちらのアクションアイテムに対応を足していきアクションアイテムで処理できる対応とそうでないものを色分けしていきます。ご意見に表れているしてほしいこととこちらができることとできないこ、できないことをできるところへの誘導やその場合の助言などを対応として書いていきます。対応にも松竹梅や速さと期待値のバランスとこちらの予定もあるので対応の選択肢も整理します。選択肢の整理もまた視座の整理が必要です。
荒い分析で仕上がった報告書の場合はすでに数段数列に削がれているので報告の趣旨と報告対象者の視座から内容と項目を見ていって内容が足りていれば項目を更新して内容の場所を再配置します。そもそも荒いのでそのくらいにしないと崩壊します。
肝心の項目名ですが、このようにそれぞれの分析をひたすら表に分類していくので視座がずれているものを再配置していくと項目名が芋づるで出てきます。分析の段階での項目名はそのあとの使用を考慮して忘れてもわかるように具体的に書きます。報告書にするときには行も列も総合して総括行列を作り典型的な内容を例として書くくらいなので報告の趣旨に合った視座の列と行を抜けばよい感じです。

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