久々に思いました。
かっこいい、のですわ。
かっこつけ、というと違和感があります。
もし自分の配偶者であればそれは恥ずかしいくらいにわざとらしくてカッコ悪いだろうと思います。
場面は退官のお祝い。
奥方様に礼を、という方はそれなりにおいでですし、準備する方としても、奥方様への敬意と感謝は埋め込むべき要素です。
職場では遠慮して宴会で終わらせるかたも最近は多いですが、私は嫌いではありません。
準備に携わってくださった皆様に感謝を。
今回の主役は、所作に適度の品と色気をまとう御仁で、外見はさほど美男子というわけではないのですが、上品な田舎のセレブのような人です。
ご自身の挨拶で奥方を称え礼をする、その段取りとあまりにもらしい演出に、かっこいいなあと心底思いつつ気障だなあと同じくらい思いました。
気障ってそうそうできないです。
間違えばただの勘違い野郎です。
行動に気障をまとえる「おとうさん」呼ばわりさせていただいている彼に、また見せつけられて、天晴れです。