希林さんの訃報となみえさんの引退と
世の中に疎いので、日曜の夕方に知ったのですが、また大きい存在の報道を立て続けに拝見しました。
希林さんといえば、フジカラー、な世代です。面白い人だなあ、というのが第一印象です。あのコマーシャルですし。ご存じない若い方は残念なことです。変わった人生を歩まれた、というと陳腐に聞こえます。凄みと軽さ、という是枝監督の表現がしっくり来ます。軽妙に発されることばの重みは、ほかに見ないです。さりげない、とテレビから聞こえました。さりげないことのすごさ、すてきです。凄み、持ちたいです。万引き家族、希林さんがいることの意味です。
なぜか美輪明宏さんを思い出しました。
なみえさんは色のない箱庭生活に色をくれた方で、名前がなくても声が聞こえると判別できる不思議な声で、かいまみえるお人柄も含めて、大好きです。生で聞く機会がなくなるのは残念です。私程度には不要な機会だったということです。DVDで満足できますし。また買いそうです。幸せでいらっしゃいますように。なんとなく百恵さんの引退を思い出します。
歌丸さんも、ですが、子供の頃から拝見していた方々と離別の時期は、親との時期も近づいているということです。こわいです。
