蝶々夫人

オペラ初体験です。

勝間塾の方はほんに色々なことを知ってらっしゃるなあと気後れもいたしますが教えを請うにはこの上ないお方たちでらっしゃいます。

今日はフルート教室の先生でらっしゃって、ご自身も演奏なさるりょうたさんのお導きでかの有名なプッチーニの蝶々夫人を観劇する機会をいただきました。

りょうたさんの教室の方もいらしていて5人でした。
題名のない音楽会が日曜でなくなったことに全録持ちでない私は痛手を負っております。最近やっと管弦楽を聞きに行けるようになった程度の私にやさしいりょうじさんの「蝶々夫人入門」、レジュメとりょうたさんの一言がまとめられたもの、を拝読した効果で観劇に集中することができました。

会場内のオーケストラ・ピットを拝見しました。モニターがあったりサインの仕組みがあったり興味深かったです。
両サイドに字幕がついて、歌詞の和訳を確認できました。安心です。
上から拝見したので部隊の奥が見えて面白かったです。

16:35くらいに終演予定でしたがおわって駅に着くとゆうに17:00で、りょうたさんの予告通りでした。
オペラグラスは持参せず強行しましたが、お顔を気にせずに声にうっとりできたので結果オーライかと。舞台はとても美しく装飾されていて、衣装も素敵でした。ミラノでご覧になった和服衣装はどうにも違和感があったそうです。まあ、寿司がああなるの文化であればまあそれもありうるかと思われます。よそ様からご覧になる和はそうなんだろうということです。

それはそれは熱演でございました。あっという間の3時間でございました。スズキと領事と中尉の三重のところが個人的には素敵だと思いました。終わらない拍手。よかったですとりょうたさんがおっしゃってらしたので、当たりだったようです。千秋楽効果もあったかもしれません。
子供がでてくるので、人形なのかとおもったら、本物の子供でした。劇団さんでしょうか。かわいらしかったです。

場所が上野ですので多少のお作法間違いは赦されるのかと思いきやブラボーのタイミングに階上から同じくらいの大きな声の物言が入りびっくりしました。物言のほうに疑問を感じましたが、ググってみたらまあでてくるでてくる、そうなんですね。確かに余韻の最中に入ったので驚くと同時に初体験だとそんなものかと思いましたがファンの方からしたらちょっと勘弁してくれということなのだろうと思います。
当初後ろの方がビニール摩擦音をだしてらしてりょうたさんたちは気になったらしく休憩時に席替えとなりました。私は気づきましたが気にならなかったので音楽の方の繊細さにも気配りが必要なんだなあと認識いたしました。トリフォニーホールで隣の席の異臭と飲食に面食らった経験はあります。マナーなのか多様の寛容なのか、難しいなあと思います。
歌舞伎とかもそうなんでしょうか。
芸術って格差なのかなあと帰りに考え込んでいたのですが、認識違いでした。単に勝間塾でない方の声音に優越感が含まれているように感じてそれが嫌だっただけのようです。
途中咳き込んでしまい申し訳なかったです(汗。

芸術は、みんなで楽しめたらなあと思います。
予備知識があったら余裕をもって楽しめますね。能も歌舞伎もオペラも管弦楽もストーリーを知らずに鑑賞するのは少々ハードルが高いように思われます。。

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