人生初体験です
ダンスなんて学生の時以来忘れ去って久しいです。
ひとときとはいえ経験させていただけただけでもありがたいことです、くらいの。
Ｋさんは、何かあると上司に呼ばれ超短期のしびれる仕事をたくさんしていて、それでも周囲へのあたりは柔らかくて親切で思いやりがあります。同僚から敬愛され好かれている人です。そんなＫさんはダンスがお好きだそうで、他の人が言うには「（妙齢の女性に）モテまくり」「キャーキャーいわれてる」「女性の感想が気持ちいいってどういうこと？」とのことで、是非見たいとラブコールしていたところですが、ほんとに連れていってくださいました。
歌舞伎町へ。へー、こんなところにあるんですね。そうですね愚問です。
最初に軽く手解きを受けて、ダンスタイムです。
軽くとはいえ、馴れた方々なので手解きがはやいこと。
途中からＫさんが教える人になり、一通り教えたあと展示してくださいました。たしかにキャーキャーヒューヒュー言われていました。動画を撮る方々が何人もいました。
狭いホールのなか、人がたくさんです。
何人かとお話させていただくことができました。これもまた不思議な感じです。勝間塾のみなさまとはまた違うクラスタです。
女性はリードに任せられるので気が楽ですが男性はなれるまで大変かもしれません。ダンスホールは楽しむところですので、多少間違えても楽しければ良い分、気楽です。
気持ちいいという意味が感覚的にわかりました。
わかりましたが、これはまた、表現が難しい。
昭和だったらまとめて「けしからん」です(笑)。でもそれではもったいないので、まだ巧くことばがないですが、少しでも。
力はかかっていないのにいつの間にかポジションに収まっている、マジックにかかったような感じで高揚感が増します。
無理矢理感がまったくなく、上手くなった気がします。私は下手なのでアレですが、上手な方と踊っているときのシンクロの仕方がすごいです。非同期同調もしそうな感じがします。距離も、曲の特徴なのかもしれませんが、くっついたり離れたり、なんというか、大人です。
これはちょっと中毒になりそうな魔性で、ファンが多いのも納得です。
パートナーを尊重するエスコートと滲み出る固有のオーラってどういうレベルなんでしょうか？？と、彼が職場で見せていない一面を見てしまったような少々の罪悪感です。といいつつこれを仕事で使ったらおもしろいのではないかとも感じます。
彼のエネルギー代謝、昇華を目の当たりにして
いろいろ納得しつつこれは邪魔できないなあと、私たちが見ていない時間もあったほうが良いんだろうなと感じた次第です。
いろいろな方を誘っているので彼自身は気にしていないかもしれません。
人がいるだけで自然と僅少リソースで十二分に気を使ってしまう優しい人です。
激務の合間に心の代謝に行く。（都心をチャリで、そして彼は下戸）
彼にとってのダンスは私にとっての御祓と役割が似ているような気がしました。
人それぞれですね。
身体を動かす美を見るのは大好きなので、時間の限り見るのもありでしたが、気を使ってＫさんが踊ってくださるので（超嬉しいですが）Ｋさんファンに申し訳ないのもあり、一緒に行ったもう一人と頃合いを見て店を出ました。
佳い時間をありがとうございました。足が実はパンパンです(笑)。そのくせなかなか寝られず、さらには短時間睡眠で起きてしまいました(笑)。どうやら自分ではない状態だったようで、通常状態に戻るのに丸１日かかりました。子供の遠足か！と突っ込みつつ、また行けるかな、と思っていたりもします。
