痛い真実

ほとんどの真実は痛いものです

身体や皮膚や何かは知っていたであろうことであっても、言語化されて外から聞いたときの衝撃はそれなりにあります。

企業が、特に大企業が、従業員を他企業から見て使えないような自企業の文化作法に漬け込まれた労働力にする、というのもかなりの衝撃をうけました。
今回は、官僚の数年に一度の異動が、癒着防止もさることながらジェネラリストを作ることを目途としていて、その実はスペシャリストを作ることにより見えてしまう能力差を埋没させる効果があり、無能な粒ぞろいを生成しながら、それでいて仕事は難しいので、時間外労働が増える、という連鎖の仮説を聞きました。

ばっちり、あてはまります。
焦ってます。
由々しきことです。

たまたま自分が、外側から長年ソレを見てきて、組織の外側の付き合いが多く、自己批判の塊であったという可能性の連鎖によって、仕事ができているということはわかっています。なぜ優秀な彼らができないのかを整理できる爆弾が降ってきました。
人事のKPIの妥当な設定はほんとに難しく、管理者でなくなってから思索時間がへっていますが、これはダイレクトに意義があります。枝葉の工夫がかすむ話です。

と、心は焦っていますが、それはそれでまた機会がありましたら。

私企業では、最初に営業職で外の評価を正しくうけるとその後使える人材になる可能性が高いらしいです。
多くの私企業で最初に営業を経験させるという取り組みは正しい反面、その後の人事の効果との矛盾もまた、人間社会であるがゆえの矛盾許容なのかもしれないと感じられました。

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