人間です。
紹介した本たちのなかでも、琴線に触れたのは自己矛盾です。
他人に要求していることは、自分にも同様に要求するよね、という問いに果たしてはいなどと答えられる人がいるだろうか、と思ってしまいます。
ドナーは欲しいが自分はドナーにならない、そのような人はたくさんいるような気がします。
なれない場合もありますけれども。
その場合は身近な愛する人に置き換えてみればわかるかもしれません。
少なくとも組織、国、統治という話であれば、リーダーになれない人がディスるのは矛盾だと考えてきましたが、他の分野にも同じような問いがあるのだろうなと、理解しました。
人が気づいている範囲なんてごくごく一部で、横展開しようにも見えない限界が、視距離の限界のように存在するのかもしれないと、また課題を突きつけられたような気がしました。