平常心

特殊な空間かどうかは本人の認知次第だなあと思います。
ただ、特殊な空間だと感じた心は、伝染するという性質があるような気もします。

数十人程度までの前で話すことはよくあり、通常のプレゼンであれば特に気後れすることなく取り掛かることができますが、場が別なものがあります。とある運動の試験です。たった二人の試験官と一緒に受験する同僚がいるだけなのですが
・・・勝手にハマリマス。
技をミスったり身に染みているはずの安全確認を忘れたりします。
よく観察すると、前回も今回もまともに呼吸できていないのです。
前回は深呼吸する余裕というかエネルギーというか、場を切ることができました。あの時教官が少し妙な顔をされたのを覚えています。今回は正常な呼吸をしていないのには気づいたのですが切ってまで態勢を立て直すまでには至らず、息苦しいまま終えました。
前の職場ではそんなことはなかったので、何かが違うのです。
教官の眼力でしょうか。言われないけど見透かされている、という恐怖でしょうか。
私自身、不合格になるほど下手ではないです。が、うまい人が見たらまだまだだとばればれな練度、です。
同僚がみんな練度が高いというのもあるかもしれません。
試技の相手をしてくださる元立ちが容赦ない(決まらないと倒れてくださらないしタップもしてくださらないのでごまかしがきかない)というのもあるかもしれません。
十分見られても大丈夫だと自信が持てる練度になっていないことを身体は知っているということかもしれません。
怖気づいているのか武者震いなのか、震えていないので武者震いは違いますね、何かを恐れているのです。
そんな自分を制御できたらかっこいいのになあ、と思います。
練度をあげて自信をつけるしかないのです。あ~心おきなく練習したいぃぃぃ。でも怪我させたらいけないので気軽にお願いするのもどうかと思われ、練習の時にしっかり練度を積むしかないのかなあ。

同期40名くらいのクラスで三分間スピーチが終わった後しばらく膝が笑ってまともに立てなかったということが30のころに受ける教育の時にありました。あれによく似ているなあと思いました。あれは言いたいことの候補の絞りとストーリーの練りがまにあわなかったというのがひとつあります。自分をよく知っている人たちの前というのがさらに拍車をかけたような気がします。どうなんでしょう。
準備が大切です。そして、準備できなかったときにどうするのかの場数が足らないのかもしれません。いいのか悪いのかわかりませんが想像不足なのは否定できません。

手汗脇汗がすごいことになるか息ができなくなるかその他か症状はいろいろあると思います。
その中で、どうパフォーマンスを維持するか、いろいろ試していきたいと思います。

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