書くこと2

今回は私と書くことに関して、です。

 前回、着意事項として短い文による誤解の極限と不愉快にならないようにというふたつを挙げました。
 今回は、そぎ落とすことと相手に合わせる(前回のおもいやる)について体感したしたことを書いてみます。それから今どれくらい書いているかも記録しておこうと思います。

 そぎ落とすことは7年ほど前に上司から教えていただいたことです。7年もつづければ考えたことを表現しきった満足感にひきずられて表現すべき筋から外れたときに未練がましく残すということはあまりなくなります。スライシングが変わった時に(相手のための資料ですから)書き換えることが当然になるのでその手間を惜しまなくなるからです。もちろん書き換えは大変なので自分マターの場合に限ります(笑)。

 相手に合わせることを一番体感したのは論文科目準備です。
 書く内容は同じ記憶からつむがれるので書かれる情報要素ではあまり差を感じることはできないような気がします。なので、書いているのになんで落ちるんだろうと思っていました。要は模範解答と自分の回答の差が自分ではわからなかったのです。
 実際添削をしていただいて直した部分はほんのちょっとでした。そのほんのちょっとの効果がまったく違いました。相手(設問)に主語や述語を合わせること、文章の順番、単語の使い方、内容としてはそれくらいです。全体的には書く内容の粒度感(抽象度)を設問が期待している度合いに合わせることも必要です。それを意識して 現状~問題点~対応策~試し~採用実施~フィードバック~改善 という論文構成テンプレートに合わせて半年間毎日メモを作りました。構成のプロットですね。一般的には起承転結でしょうか。
 読み手にあわせるということは、聞かれていること(興味のあること)に端的に直球で各要素がその要素だとわかるように返せているか、だと認識しています。現国のテスト問題そのもののような感覚です。ずれると自分の言いたいように書いているだけになってしまいます。
 口頭報告なども同じことをしているはずなのですが、文章にしたとたんに逸脱してしまっていました。それに気づくのにだいぶ時間がかかりました。ひとりでやっていたらいつまでも合格できなかったと思います。昔書いた資料などもうひとりよがりすぎて恥ずかしいです。

 さて、なんだかんだで勝間塾に入塾して以来4年過ぎましたが不可能な日を除き毎日塾のコミュニティで投稿しております。基本は課題の回答のみです。私がこの投稿で目指しているのは簡明のみです。課題の回答を見せるために余分なところをそぎ落とすことに徹底します。まれに蛇足を加えます。
 勝間さん自身物書きでもいらっしゃるので、年に数回は文章を書く内容のサポートメールの週があります。高校の時に知ってたらなあと思わなくもないですが、その頃は経験が貧弱で中身がないので技術があっても意味がなかったと思われます。

勝間塾での投稿とこのブログとは大違いです(笑)
 このブログは主に気づきや自分の思考を形にすることを主眼にしております。
 記録魔ですので記録したいのです(苦笑)
 そして折角ですので皆様にみていただいてブラッシュアップしたいという欲目と、ほんのちょっともしかしたらどなたかの役にたっていたらうれしいなという願望がちらちらしています。
 ゆくゆくは、逆転したらいいなあ、と夢見ながら続けていこうと思います。

 Facebookには早く起きたとき限定で朝を書きます。これは100字前後で朝をどう表現するかに集中して語彙と表現を確認します。暦の確認や早起きのモチベーション維持も兼ねております。

 このような感じで書く場を設定しています。他にも日記や日誌やTwitterなどもあります。各手段に対して決めたスタンスでそれぞれの要素技術を向上したいと思います。
 書くのが苦手ということは、もしかすると、評価されることに抵抗があるのかもしれません。もし、お近くにあげつらう方がいらっしゃる場合は距離をおとりになったほうがよいかもしれませんね。

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