書くこと1

下手ですが苦手意識はあまりありません。とはいえ上手になるまでにはまだまだ課題があります。

ひとりごとなら、日記などで徒然に書き散らされると思われます。
次はお手紙でしょうか。1対1で伝わることばを書きます。
次が作文でしょうか。1対多の「書き」がここから始まります。
・感想文のように気持ちを伝えるもの
・仕事の報告書のように情報を伝えるもの
という目的がある程度わかる名前の書き物を最初は作っていきますが、次の段階はその中に
・気づきを与えるもの
・行動を与えるもの
のような価値を付加していく
ということのように思います。人を動かす文字列、あこがれます。このレベルになると表現媒体が紙や文字から枠が緩やかになって芸術のような表現まで幅がひろがっていくという認識をしています。

書くことのありがたいことは修正できることです。
話すことは揮発性でありかつ感情的に訂正がきかないという矛盾する性質をもっていて厄介です。普段しゃべる時にそこまで意識する必要はありませんが、責任が発生する場ではそうもいきません。通訳の方々を尊敬している所以です。
その代わり、公開された書き物はある程度の表現精度を期待されるということであり、書くことに慣れていない方からすれば揮発しない分脅威かもしれません。

現在感じていることは「書きなれること、語彙を増やすこと、思いやること、物事を考えること」の4つが肝かなあということです。1対多の書き物をにするにあたっての一番は思いやることだと思っています。思いやりとは気持ちの問題もありますが、相手が聞きたいことを聞きたい順で書くということです。話すときにも同じ着意が必要です。これでできていればかっこいいのですが、感じているだけでまだまだ練習中です。
私の持つ語彙のうち、国語の辞書と意味が一致しているもの、していないもの、国語の辞書と意味一致していても個人辞書の意味にばらつきのあるもの、感情や色のように微妙な違いがある前提で使うもの、状況により特殊な感情を伴うもの、等を判断して使う必要があります。ことばの並びが違えば意味も違ってきます。私が気をつけていることは、短い文で誤解をなるべく少なくすることと、読む方が不愉快にならないようにすることの2つです。まだまだです。特に自分のネガティブ感情は書きたくありません。しているのを発見された方はご指摘いただければ幸いです。

そんなこといったってと、苦手な方はいらっしゃるのだろうと思われます。
最初は日記(閻魔帳でも(笑))、慣れてきたらお手紙を書いてみるとかどうでしょうね。渡さなくてもいいと思います。感謝でもなんでも、感情を表現することからはじめられると慣れやすいかもしれません。(アンガーログもありですね(笑))大切なのは読み返して推敲することですね。一つの内容に対していろいろな書き方をしてみると理解が早まるような気がします。
語彙には詩集や和歌俳句を見るのもいいかもしれません。語彙と表現の塊です。近代文学はいいですね。難しいですが、音で聞いても美しいと思います。私自身は古典の言葉が好きです。辞書を読む友人もいますがそれもありです。
話すことでも同じ着意が必要なので日記とかめんどくさいしという方は話すときにも同じ効果を得られる訓練はできますね。

勝間塾で文章についていろいろ教えてくださるゆかさんは、大人への文章コーチも始められて、ゆか先生(ゆかさんのサイトへ飛びます)として振る舞うときはとても理解容易に説明してくださいます。書くことを手段に用いるかたはこのブログは読んで損はないです。直接お会いしたこともコメントしたこともまだ(敷居が高くて)ありませんが、プロだなあと感服しています。とても勉強になると思います。kindle本も出していらっしゃいます。勝間さんのメルマガの末尾についている塾生コラム(初期)の添削です。今のシリーズから添削がないので、過去のものをお持ちの方は比較してみるのもいいかもしれません。辛口のレビューもありますが、苦手意識のある方にとってちょうどよい情報の質だと思います。特に自分の書いたものを人に見られることに抵抗のある方にはよい資料だと思います。一応個人的な感想を申し上げておくと勉強になるので読みこむのは結構時間かかります。

調子に乗って長くなってしまいました。削いだうえに分割したのですが(汗。お付き合いいただきありがとうございます。

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