ことばはできました。
先輩の女性の皆様には尊敬しかありませんが、それは決して楽ではない道のりだったと思われます。
奉職して、出世しろと言う善意と子供を産んでつとめを果たせという善意を同時に受けることで私は怒りと共に覚悟を決めることができました。なかにはとてもすごい人たちがいて出世もして家庭も持つという女性もおいでです。
私の価値観は子どもの貢献>本人の貢献ですので、子供をふたり産むことを優先しました。
それなりに計画通りに産めたので仕事も続けられていますが、針の穴を通す道だったのは事実です。親にも子どもにも負担をかけています。
これを社会システムとして拝見すると疑問がスッと溶けるのはとても不思議です。勉強はするものだと思います。盲信はできませんが、仮説として読み解くのにはとても助かります。
晩婚の後輩がふえてきたように感じます。人生は本人のものですが、自分だけを追求すると犠牲になっている人たちが牙を剥きます。
均等割りしてしまえば薄っぺらい責任も、もとの母数はとても大きい、と知りながら自分のことで精一杯だったりします。バランスとは程遠い動かない均衡点です。
これからの方々が、バランスをとれるくらいの幅がでてきますように。