ピラミッドを高くするには底を広くしなければいけません。
最近ハッとしたフレーズに
「企業は優秀な人材が社外で無能であるように仕組む」というものがあります。
専門家になる前に異動させる、全体がわからないよう細分化する、社内規範に習熟させる、など、
社内ローカルに特化させて、汎化させないということです。
思い当たる節があるあるです。
だからあのひとたちは自らの危機に瀕してもゼロからイチを生むためにどうしたらいいのかわからなかったのか、と。
大企業であればあるほど、知らなくてよい分野も多いわけです。
ハッとすると同時に、なんてことだと軽く頭を抱えました。
それでは日本にビルゲイツが生まれないのも道理に感じてしまいます。
先駆者がいないと嘆くコメントはよく拝見します。小山はたくさんあるのかもしれません。高くならない。
事業家を増やさなければ突出した事業家の可能性は増えないような気がします。
可能性をもった優秀な人たちが牙を抜かれていくくらいなら大企業に就職しなくていいのではないかと思ってしまいます。
10年後の大企業は今大企業ではない、という話もあります。
ライフサイクルを見ながら予測することは難儀なようですが周りの目を気にして有名どころに入って不幸になる必要はありません。
鶏頭牛後は事実だろうと思われます。
自分はコマとして過ごしていますが今の知識があったらもっと違うところに就職したかもしません。
なりたたかった筆頭は皇宮警察ですけれど。
さて、人のことはともかく、自分はどうするか、ですね。
もちろん、撒きます。