待てど暮らせどでてこないプロジェクトは不安です。
そんなのばっかりあてがわれるのは私のキャラでしょうか。
スケジュールは作業とイベントを組み合わせることです。
WBSのなかには作業とイベントと両方入りますが
作業とイベントの区別ができているときれいなスケジュールになります。
イベントには管理事項のリストをタスクとしていれて
イベントに入れる作業は作業の項目のタスクをリンクするのもひとつの書き方です。
イベントに名前がついていると目的が定まっていて入れられる作業など裁量が狭くなる場合もありますので
イベントの命名は意外とデリケートです。
概念整理は小さいプロジェクトでは不要ですが
チームで作業を分担して進めていく場合にはかなり重要度が増します。
表現された内容を具体的に把握したときに重複するならまだしも漏れると困ります。
ちょうど今私と組んでいる人はそのあたりが苦手なようで
自分で考えてやりたい、という表現をよくしますが
自分で考えてやることと、チームで踊ることは、似て非なるものです。
チームとコラボできるように自分で考えることは大切ですが
チームと踊れないから自分の世界を作りたいというのはチーム員としてよろしくありません。
個人の能力には限界があり、ガラパゴスが許されないのであれば
チームで成す要領に習熟することも必要です。
作業とイベントを組み合わせるときに
時間尺度は大切です。
作業そのものの時間尺度もありますが
ステークホルダーの同意を得たり、オーソライズするための時間を組み込まないスケジュールをよく見ます。
私の組織では案から文書にするのも一か月かかるという重い組織ですので
組み込まない時点でスケジュールが成立しませんが
そこまで重くない組織でもネゴシエーションの時間は見積もれるほうがよろしいでしょう。
特に複数部署と連携するときなどは勝手が効かずにげんなりすることもあるかと思われますが
なれれば大したこともありませんし、人脈も広がり知見も深まりますので
私自身は挑戦するようにしています。