線をひく

昭和の御代は前の前になりました。

昭和の60年代はバブルの気配がただよって、広告もリゲインやオロナミンやアリナミンをよく見ていた記憶があります。
今は、24時間、戦わなくていいんですというご時世にうつろうとしています。
24時間戦えるというのはスキルとして極上だと個人的には思っています。
私には無理です。
だから、スキルとしては持っていただきたいです。でも、使わなくていいんです。
そういうことなんだろうと思います。
軟弱化、ではないのです。
世間一般的に不要とされるスキルを持ち続けることがどれくらい大変なことか知っています。

ブラックといわれる雇用形態を可能にする条件は意外と単純かもしれません。
日本のメーデーって労働組合イベントになっているように見受けられますが、そうでもないかもしれません。

改元したからということではありませんが、新しい価値を受け入れる土壌は整ったのではないかなあとぼんやり思います。
異文化であれば、日本の常識世界の非常識、といったような揶揄もありますが、時代にも同じように適用可能なのではないかと思われます。
日本が世界に合わせていき、世界の良識がさほど変わらないのであれば、方程式上そうなります。
この揶揄をみるときに脳裏に浮かぶのは、ここでいう世界というのは世界の中でも上層で日本は中下層かもしれない、ということです。
とすると、意外と上層と中下層の差というのは世界的に同じかもしれません。
いわゆる「きれいごと」をふつうにすすめるのはある程度余裕を持っていないと難しいからです。
まれにいる、どんな状況でもきれいな方を除き、です。

みんなで苦楽を共にするのは日本の素敵な文化だと思いますが、
みんなで苦しいことより楽しいことの割合を増やしていく努力をする時代なのかもしれないです。
みんなが楽しそうなのを天邪鬼に見るのではなく参加していただいてアイスブレークしていくのかなあと思われます。

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