やっと腑に落ちたのです。
走りながら、未だに過去一度の不可解な涙について思い出したときに、相手をどう思ったかというところが素直に理不尽と認識できてすっきりできました。
善意の無能について考えていたので思い付いたのだと思います。
子供の頃は悔し涙とお友達でしたが、泣くだけでなにかできたわけでもない無力でしたので、そこまで思い至らず、揚げ足を取ってくる叔父にひたすら腹が立ったり理解が追い付かないのに畳み掛けられることに感情が追い付かなかったのだろうという程度の認識でした。
何らかの制約で相手の矛盾をつけないことも発動条件なので、言い返せれば無いようです。道理で発動したときが稀有なわけです。
思い込みの自覚がない正しさを振りかざされたり矛盾したポリシーを併存させたり、それぞれ態様さまざまですが、季を見て森を見ずという表現が1番近いかもしれません。
理不尽という言葉に会って25年たってやっと、理不尽を理解できたような気がします。