先人の知恵

ありがたいですが依存してはいけません。

先輩方の残してくださった知恵に守られてずいぶん経ちます。
そろそろ、いろいろな環境の変化が吸収可能な差分を越えてきました。
この20年は今のための時間稼ぎだったのだろうと思いますが、おくるみの心地よさに陶酔して備えを怠ったつけがきます。

私としては抜本的にと声高に言っていた次の先輩たちにも疑問でしたが、抜本とすらいえない今の柱にもげんなりします。
間違った仕事の取捨選択で第2象限の課題が削られ、長期的な研究が削られ、短視点の積み重ねの矛盾も視界に入れたくありません。

第二象限、いまではないけど重要な課題を、どれくらいの人が気にしてきたのだろうと馳せるにも、そうやってあの人たちは袖を分かちて今ああなっているのかと納得する部分もあります。
研究機関に投資しないのは、正しい課題を与えて有能な人材を投与しなかった結果の成果を評価してしまったのだろうと思いますが、そんな短絡的な意思決定が組織でされたら先が見えます。

わざわざ分けた意味を理解できないほど、過程の組織論教育は低調なのかと思うと、そこからか、と思います。
素質ある脳には意味のある情報を潤沢に注いだらいいのかなあとぼんやり感じました。

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