人間関係

信頼関係とは違うと認識しております。

今日はイベントで、いろいろな方とお話ししたのですが、非常に興味深かったのは、私と人間関係を築きにくいと感じておいでの方がいらっしゃるというお話でした。毎日夜様子を見に行くくらい面倒見はうざいくらいに手厚いほうですが、それとは別のことのようです。

思い当たることが論語でふたつあります。
ひとつは「ひとをよくよみし、ひとをよくにくむ」です。
もうひとつは「言をもってひとをあげず、ひとをもって言をさげず」です。
他に思い当たるのは「罪を憎んで人を憎まず」というのもあります。

基本的にそとから見てドライでニュートラルらしいです。
それは、私の組織が伝統的に内側も外側もウェッティな人の繋がりの中で異色かもしれません。
本人的はかなりウェッティですが(なんせ内包特性持ち)そとからそう見えないことが多いです。さらに、契約相手方さまとそうなるまでには、いくつかの条件があります。

条件の話もさることながらその前に、そもそもの定義が違うような気がします。

人間関係と信頼関係は、私の中では別の定義です。信頼関係はパーツごとに結べますが、人間関係は人格全体を対象とした関係の総括です。人間関係には「どんな」という修飾が必要で人間関係という言葉自体には具体的な要件はないと考えています。信頼関係には深さの幅があり軽いものから信服するまであると思います。

私にとってよい人間関係とは、よいもわるいもまとめてこういう人間だと認識していただき、必要なときに心置きなく使っていただける関係です。両方向の盲信ではありません。
それは仕事の実績を蓄積して得られるものであって、酒を酌み交わして見える人の背景や苦悩に共感することで構築できるような代物ではありません。そもそも、今私が心から信頼している方々は、いわゆる酒宴を経て信頼したということがないのです。酒席ででるような組織内昇任競争や競合他社との戦いや受注契約の質の悪さの苦悩なんてシングルマザーもどきで同じ環境で15年生活してきたのに比べたら申し訳ありませんがコミュニティの数が少なすぎて自己満足の自慢にしか聞こえません。
信頼貯金の口座の種類と残高の安定度合いは大切です。誠意のない姿に共感するわけもなく。誠意は無駄な汗をかくことではなく実績を重ねることだと認識しています。

そのうえで、条件のことを書くのであれば、矛盾のない論理構成が第一、有言実行が第二です。虫食いでもいいですが地図を描いていない方は困ります。

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