自分らしさ

意識するとわからなくなります。

自分らしく、という助言を受けて困惑することはありませんか。

何かの挙動を見て「〇〇さんらしい」という評価は可能です。
刹那的な評価にしかならないことには注意を要します。
一方で、その逆はなかなか成立しにくいです。

「らしさ」を見える化できている人はまれです。
おいでかもしれませんが私自身は会ったことがありません。
価値観のピラミッドの整理ができることに同義だからです。

挙動には要因があり背景があり多次元の要素が見えるもの見えないもの含め存在します。
「らしさ」はその主体のもつ価値観のピラミッドから導き出しうる見える挙動のように思われます。
ですから、挙動にはいくつもの選択肢があり、ひとつには定まりません。
選択肢群がらしさなのかもしれません。

また、理想の自分なのかいつの自分なのかという次元でもどの座標の自分かによって選択肢群自体が変化します。
ルートでない価値観は日々変化していくものであり、それが時系列上一見矛盾と捉えられる場合もあります。

選ぶことはできても理想の選択かどうかはいつ振り返るかによって変わります。
言われて困惑したときには「心に従って」「後悔しない」行動をする、と聞き替えるようにしています。
迷走させうる無責任なことばの感もあり、自分は助言としては口にしないようにしているものです。

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