伝わらない恐怖

悪気はないのだろうと思います。

中ボスから大ボスへの報告はサシで、という文化があります。
スタッフを入れる場合はお互いに入れるのが通例ではありますが、先日大ボスのスタッフ同席遠慮ということがありました。
これをすると大概関係が悪くなります。
排他感による不信感はもちろんですが
大概大ボススタッフの仕事が増えるにもかかわらず背景が分からないためです。
中ボススタッフからの伝達では大ボス視点での情報漏れがあることが多いためです。
そのため、同席させなかったのだから中ボススタッフで片付けるべき、という価値観が発生します。
持ち出し原則とも呼びます。
その部署では対応できないような大ボスの発言記録を見てだから言ったのにと少々思うところはあります。

なのですが、周囲には特殊業務の人が多く、それを知らない人が分かるように伝えることがほぼできないことをよく知っています。
内部ではわかる資料でも、外部にはわからないものです。
実際は作る方の表現努力の問題でもあり、見るほうの識能不足でもあります。
ゆえに余計な耳目によって彼らにとって不利な評価や理解不足による錯誤を排除したいという心理が働くこともあります。
自分も毎日つらかったなあと思い出しますが、それでも閉じるのではなく開いて、発信力は磨くべきだと思います。
もっと理解されない海に放り出されたときに致命傷を得ないためには日々の擦り傷を直していくことが大切です。

比較的身内ですら排除していたら、もっと外部からの脅威に対応できないようなヒヤリ感を感じました。

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