ダイレクトかトリガーか

問いに答えるのは難しいです。

認識しているものが合致していないと問いに一度で必要十分な回答をすることはなかなか難しいです。
私のいる組織は特に問いにダイレクトに答えないことに対する指導は比較的される方だと思います。
はいかいいえにわからない・確認するを加えてそれ以外で答えることはまずありえません。そこまでは初歩としてしつけられます。

聞かれた内容にどの分野のどの範囲のどの深さの情報を出すのかを適切に選択することが次の課題になります。
わからないときにはその一つ上の抽象概念で答えてごまかすことも可能ですが経験値が入らないので怒られない範囲で具体的に答えるようにします。
答えの範囲にある事象を並べてすべて述べるのは悪手です。
その範囲全体を表現する言葉を見つけておく必要があります。
これが地味に語彙力で、地道に蓄積しなければなりませんので、先輩方の言葉や書類の言葉をとにかく吸収していくことが手っ取り早いです。
大概うざがられる回答はそれを端的に表現する言葉をみつけきらずにだらだらと話す場合です。
そのときには最初の事象のみを述べるか、直接接する事象のみを述べるか判断して絞るほうが情報として不十分でも好感度は上がります。
絞ったものの結果適切ではない選択をした場合ミスインプットにつながるのでフォローが必要です。

逆の事例でよくみるのが、答えの範囲にある事象の一部しか理解せず母数の要素が増えず結果絞ることなくその要素ですべて回答をまかなう癖がついてしまうものです。
これはなんというか、現場の理解と協力が遠ざかる可能性があるので、現場のことばをすべからく吸収することをおすすめします。

更新情報はこちらで配信
↓ ポチおねがいします!

感想などお気軽に~メアドは公開されません~