皆既月食

442年ぶりだそうで

帰宅しようと職場を出たら満月のはずの月が欠けていてもう始まったんだなあとぼんやり思いながら帰路を急ぎました。
電車を降りると三分の二くらいかけていて、もうすぐだなあと思いつつ買い物を済ませました。
駐輪場に自転車を置くころには朱くほんの少しが残る状態でこれもまたきれいだなあと思いながら家に入りました。

娘は友人と外で見ているようですが、まあそこまで寒くない日でよかったです。

不思議な数時間を、じっと見るほどの心の余裕がないことにげんなりはしますが、一瞬一瞬、美しいと思える見方をしたほうが今の私の身の丈にはあっているのだろうと思います。
もし心の余裕があって、ぼんやりと、温かい場所で、盃を傾けながら、観ることができたら、幸せだろうなあと未来に思いを馳せます。
次まで生きていれば、ですけれども。
鑑賞対象に限定はないので、そのような贅沢な時間を考えるひとつの刺激なのかもしれません。

おつきさまはどんな姿でも美しいのです。

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