事実

公式が事実とも限らないと思うのです

ふといつものようにネットサーフというか投稿を拝見していたところ、とある言及に対して事実誤認のレスが入り、訂正されたというスレッドを見ました。
よくある話です。
その大人な対応に惚れ直しましたと付言しておきます。

それ自体はまあ、普通ですし、普通です。
思いついてしまったのは、指摘した事実というものが事実とは限らない、ということでした。
事実はその場の記録でしか証明できませんし、当事者の記憶も変遷します。
当事者の記憶と表明が一致しているとも限りません。
表ではこうしておこう、ということ、たくさんありますし、余計なことを言わないことで解釈を誘導することもできます。
何層にもわたって事実でないかもしれない可能性があるものでも事実として認知しないと平穏な思考を保てない人の性です。

なかなか面倒な性質だなあと思います。
その限りなくあやふやな何かの差異で諍いを起こすとしたら、ほんとに面倒なことを仕組んでくれているなあと思います。
そしてその性質で人が繫栄しているのもなんて面倒な仕組みなんだろうと畏怖と驚嘆と観念のまぜこぜになった感覚に陥ります。

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