かわりたい

あまり思いません。

20170923の朝見た鮒谷周史氏のメルマガに【<少人数制>あなたが変わりたくても変われなかった「3つ(+7つ)の理由」セミナー】という案内がありました。

私にこの方を教えてくださった稀有な方は日ごろ変わりたいとおっしゃっているので行きたいだろうなあと思いながら、まったく食指の動かない自分が少しおかしくて考えてみました。

かわるといってもきっと今ある不満部分を改善したいということで別人になりたいというのは少し核が違う気がします。

評価は要素の総合なので、ある要素が低くなっても他の要素が高くなれば評価は高くなってしまうのです。ひとつでも低くなること自体に耐えられない未練がましい私には難しいかもしれません。

先日『平均思考は捨てなさい』という本のレビューが課題でありました。主題は、集団を考えるときの構成要素を均等割りするように、個人を考えるときにその人の属性の集合体の平均をもって判断するのは間違いだ、ということのように認識しております。そして個性評価の話があります。さっと読めますので興味のある方は是非。

変わりたい対象の指標は単体で見ると劣っているように見えるかもしれません。実際問題複雑なのは指標は単体では個人の評価にならないということのような気がします。ここに、かわりたい、と思う心は本物かどうかを考える隙間ができるような気がします。
単体の指標をそれぞれ向上させることは間違いなく向上なのですが、指標によっては他の指標に依存するものがあり、場合によってはバーターだったりするような気がします。逆に個性の指標の立て方は難しくて、たくさん挙げてみても相関をとって独立でいられる指標はばっさりと減るような気がします。

私の過去と今を比較すると過去より今のほうが識能は高いですが今より過去のほうが善人だったと評価しています。経緯はさておき佳いところを欠けさせることなく進むのは難しいです。とはいえそうできてらっしゃる方はいらっしゃるのだろうなあとため息がでます。陶冶に励むしかありません。個人的には識能よりも人格を選びたいですがそれってある意味ピーターパン症候群のような気もしてどちらが良いとは言えません。選べる方はより進めるでしょうし選ばなければ流れるのだろうなと思いました。

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