具体化してみます。
お母さんのしつけとしてよく聞きそうなフレーズです。
ちょうど目にはいったのと、同じようなレベルのフレーズで指導してくる上司群がかぶりましたので、契機としてみます。
まず、要素を補完します
言われたこと、は「相手から伝えられた実施内容」で、具体的なものから目的レベルまで粒度はさまざまです。
ちゃんとやる、は「相手の要望を満たすこと」から「相手が言った実施内容を履行する」までです。
あれ?ですよね。このあれ?がミソです。
前提があります。
すべての人は言いたいことを伝わる十分なレベルで話すことはできない、です。
なので、このフレーズには間に「相手の言いたいことを理解する」もしくは「忖度する」が隠れています。
理解しなかったら満たせません。
ですので、理解しているか確認するという間のイベントが発生するわけです。
依頼を受けたときに明確にするのが望ましいですが、練度の低い人は始めてから五月雨で発生します。最悪は勝手に判断してコストになります。
しつけのレベルでことばを変えていかないといけないのかなあと少し趣が劣るような残念さもありますが、生き残るためであれば仕方がないかもしれません。
○○しろとしかいわない人たちにせめて何のいつのを加える気づきを下さるイベントを画策してみます。