力不足

手を出せないもどかしさというものもあります。

いても邪魔になるので年寄りは遠慮しなければならない時を量る必要があります。
そんな位置になってきたのかと、いつまでも現場でガツガツやりたい自分としてはもどかしさもあります。

それではかわいい後輩たちの数少ない経験の機会が奪われますので、婆はどうにもどうしようもなくなることがないように一言二言先んじて言葉を渡すくらいにとどめます。
実は寂しかったりします。

とはいえ、自分も勉強したいので手を出さないものの勝手にいろいろさせてはもらいます。
だってまた同じような試練がくるのですから。

凡人の、凡人による、凡人のための、と言われて腑に落ちて、腸が煮えくり返る思いをしながらそれでもかわいいあの子たちが心配で見てきたものですが、きっと彼らにとってはキラキラした歴史になることでしょう。
時が進んでまた次の時はもっとうまくできるように、修行を積んでいきたいと、彼らの働きに敬意を抱いて自然と頭が下がり思った次第です。

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