記録

記録に異常な興味があります
と過去勝間塾のコミュニティで書いてみました。
記録ともうひとつ、空気のような存在がいますが、それはさておき。

記録がうまくいくとにんまりします。
機微な話ほど、大切な記録。手戻りなく進むための備忘録です。
記録魔、何時からかと言われると、認識したのは小学2年の朝市見学からです。
手帳に伺った内容をすべて書いて帰って延々母に話したら整理もできて内容まで頭に入ってしまったという体験が起源のように思います。
すべて記録して、覚えきれないところを、メモを見て記憶する。その繰返しです。
すべてというのがポイントで、主流でない雑情報もすべて記録する、ということが楽しいです。教室の外で犬がないてるとか、〇〇ちゃんがくしゃみしたとか、廊下うるさいとか、〇〇さんが鉛筆落として〇〇君が拾ってあげてるとか、までです。後から見ても楽しいです。そんなノートが作れたら見る気になりますよね。

自分の知覚したことをそのまま記録していく、記録しなかったことは認識できなかったことです。
知覚した情報をなるたけ多く認識することが、情報職能力の基盤だとおそらくその頃から認識しています。もしかすると父の刷り込みかもしれません。

今はボイスレコーダーもありますので、その場が終わってから書き起こしされる方もいらっしゃるかもしれません。
自分が場の主でボイスレコーダーで録音して後で書き起こしをしていた時期もあるのですが、それだと時間がかかりすぎてバランスが悪かったので、パソコンを持ち込むようになりました。その場で作ってしまったほうが楽だし速いし持ち歩く紙が激減するというメリット付きです。手続きはしないといけませんが。(余談ですがボイスレコーダーで自分の話を聞くのにはなかなかの忍耐力が必要だと思います。わたしはたまに叫びたい衝動を抑えるのに苦労します。)
パソコンを持ち込んでその場で作成するようになると、そのあとは誤字脱字の修正と項目や主題の整理だけなので30分から1時間程度で終わります。もし静かにシャドーイングできれば、音声入力でさらに高精度な記録がとれますね。音声入力がさらにサンプルを学習して個癖を補いつつ人の識別をするようになったら、シャドーイングなどの再入力も不要になりますので、議事録作成などとっても楽になるのでしょうね。その場合、集音マイクの精度ももう少し欲しいかもしれません。

講演会で講師の話した言葉が文字で流れる会場の裏など、見てみたくて仕方ありません。今は人がしているかもしれませんが、自動になったらと思うとわくわくします。

記録にまつわる思い出の中で赤面したことがあります。
数年前に参加したお仕事で記録もしていたのですが、私なので、記録しながら余計なことも間に書いているわけです。(えー)とか(まじっすか)とか(ちがいますってば)とか。その時のその記録のほとんどはそのままチーム内にばらまいていたわけです。私自身が一番下っ端でチームの方々は心から慕っている5年以上先輩の方々でしたしその方々がそのままがいいとおっしゃってらしたのでまあいいかと。ある日そのうちのお一方の部署に参りました時にその上司の方=PJ長ですが、
「いやー君かーあれいいねえー『ちがいます』ってー。あーちがうのかーってわかるしー」
「ぶふっ(絶句)」← PJ長発言の横に(ちがいます)と書いた私
後ほど「見せたんですかーーーっっ!!」「だってあれ一番わかるじゃん(ニヤニヤ)」「はあ・・・(脱力)」というやり取りがあったことはご想像の通りです。
そのときのPJ長と廊下で4年ぶりに遭遇した時に名前を呼ばれて鳥肌が立ちました。まさか覚えてらっしゃるとは。
ガサ入れ並みの臨時の文書点検で粗探しに来ているはずなのに妙に褒められたと伝達された珍妙な出来事もありました。
この時の記録は全部で1枚に2ページ両面刷りで10cmくらいの厚さになりました。今でも頬ずりします。見るとまだ頑張れると思えるお宝です。なくなったら多分発狂すると思います。以前足らないと勘違いして探し回ったことがあります。

生ものの情報を渡せる方は限られますが、渡せる方がいないのは寂しいです。
記録の仕方は変えません。一番細かいものがあればそこから何を導くのかは処理する方次第です。

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