まあ、Sです

認めたくはありません。

初対面の方にはやさしそうといっていただけることが多いです。面接の印象も悪かったことは今まではまだないです。基本的に柔らかく丁寧に鷹揚にふるまいます。もちろんねこかぶりモードだとさらにパワーアップします。
ところが、仕事を一緒にした人からはそうそういわれません。そもそも彼らの私に対する評価指標にやさしいだとかこわいだとかは存在していない可能性もあります。普通に考えたらそんなことはどうでもよく、運命を任せられるかどうかが第一だろうと思われます。背中は撃たれたくないのでこちらは結構必死です。

上司から「A君の資料が見やすくなったんだけどくさかべさんのドS指導の成果かい」というご発言をよくいただきます。・・・いやいやいやいや人聞き悪いです。人聞きは悪いのですがあながち間違っていないので放置しています。少なくとも上司がいたるところで私をドS扱いしてネタにしていることは容易に想像できますので多少控えていただきたいところではありますが言って聞くような御仁ではないのであきらめております。

ドSと怖いはイコールではないようです。厳しくはしていますがチームメンバーは職員も非職員もおおよそ私に対して言いたい放題です。言いたい放題です。きっとチームの心理的安全性は確保されていると思います。もしかしたら全員ドSなのかもしれません(笑)単に私の逆鱗が分かりやすいだけかもしれません。

他人であればあえて触れない部分に触れて本人にみせることがSだというのであればしかたないです。それも仕事の内です。言われたくなかったらさっさと改善開始してくださいと心底思っています。言いたいわけではないのです。気づかないことにイライラするので気づいていない場合は厳しい物言いになるかもしれません。

先日のアンガーマネジメントの月例会で「怒りの機能はもともと危険からの保身であり怒りにより反射力(戦闘力)が上がる」というご説明を受けていろいろ腑落ちいたしました。本番に近いお仕事になると自他ともにこの状態に変貌する場合がよくあります。安藤氏はスーパーサイヤ人という絶妙なたとえをされていましたがたしかに怒りによって界王拳数倍はいけていると思われます。ドSの時はこの状態ではないのでこれはこれでまた一つの別の顔なのだろうと思います。行使の際に混ぜないように気を付ける必要があります。

組織の外の方とお仕事をすることがほとんどなのであまりお見せしたくはないのですが現場ですので当然そういう場合もございまして。性能を上げるためにスイッチを入れたら、怒りモードです。・・・かわいい女性陣に怖がられていませんように、と祈るような気持ちで過日たずねてみたところ「かっこいいです」というリップサービスをいただきまして、そんなことを言われてしまったら調子に乗ってしまうではないですかと動揺いたしました。

少し整理できたので、ますます磨きがかかりそうです。(2017.09)

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“まあ、Sです” への2件の返信

  1. マルキ・ド・サドが語源らしい。
    Sってか、Mを強要(共用)したがるような…。

    北海道、まだ寒い!
    朝は機嫌良いのに、昼過ぎたら機嫌悪い空模様。

    なんか送る!
    鹿か熊か…トドかw

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